自分の将来の介護状態を考える。

 最近、旅行に行きたくて仕方ない。しかし、現実は家を空けることが難しく、なかなか実現できそうにない。私くらいの年齢になると、たいていの人は親の介護問題で一線を退くことになる。(;_;)

私も両親の介護問題が終わるまで、しばらく旅行には行けそうもない。

父の方が早く逝くと思っていたが、意外だった。母が呆けるとは…。(;´д`)トホホ…

ま、実際、昨日も会って話をしたのだが、徘徊当時のことは何も覚えていないらしい。しかし、救急車を呼んで乗ったことまでは覚えているらしい。

まだらボケというのだろうか。しかし、私が会いに行くと猛烈に帰りたいコールが始まった。やれやれである。もうしばらく会うのはやめようと思う。

しっかり施設に定着するまでは帰宅は叶わない。そうしないと家族がもたない。常時の失禁。昼夜逆転。たまったものではない。

後10年後くらいはどうだろう。おそらくだが、両親は逝去し、私一人になっていることだろう。そうなると、旅行に行ける環境がようやく整うのであるが、もうその頃には体力がなく、近所をポタリングするくらいで終わりだろうな、と思う。

ずっと続けられる趣味といえば、音楽鑑賞と自転車をいじる方だ。改造やレストアはずっとできる。もう置き場所にも困らない。自分が死ぬ順番が来たら、欲しい人にあげればいいや、と思っている。

お金はあの世まで持っていけないから。(^^)

ということで、作りたい車種はビンテージロードとか、テイストの違う小旅行車である。クロモリだ。Wレバー仕様のフォーク抜き輪行タイプ。絶対にこれだ。

この車種以外に乗りたいとは思わない。伝統的なランドナーである。昔、こういう自転車たちをまとめた本が出ていたな。魔物たちとか言ったっけ。(^^)

魔物とはよく言ったものだ。深みに嵌るほど、抜けられなくなる。ビンテージの部品にハマり、その沼から抜けられない者。あるいは、現代風ランドナーに傾倒し、追求している者。色々である。

私はどちらかというと現代風のランドナーが好きだ。ビンテージ品はメンテが面倒で故障が怖い。

しかし、なぜかコッタードのクランクは好きである。

まだ見知らぬ土地がいっぱいあるというのに、旅行にいけない。このジレンマ。

介護のことはプロに任せてというが、本人の意志が固く、家を離れたがらないのでなかなか一気には無理だ。母の場合は徘徊という最悪の事態になったので、有無を言わせず強行したが、父の場合はそうはいかない。

のんびりと週二回のデイサービスで楽しんでもらうしかない。

自分の老後が見えるようでなんだか怖い。私ももうすぐである。

介護は本当にお金がかかる。若いときより、貯金に励むべきだ。

自由度の高いサ高住がいいかな。自分が入るのだったら。ある程度余裕のあるうちに決心する方がいい、と思う。身動き取れなくなってからでは遅い。

快適な介護付きのマンションライフ。意外と悪くないと思う。

(=^・・^=)

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