自分の欲しい車種というのが絞り込めたな。

 私は貧脚である。ヒルクライムが弱い。( ̄ー ̄)ニヤリ

それで、昔から私の作る自転車は皆、ギア比が一対一とかに近いものになる。(゚∀゚)

それがどうだろう、最近のロードバイクである。ほとんどが私の望むようなギア比を搭載しているものも出てきた。ようやく世のサイクリストの要望を業界がわかったということだろうか。

昔のロードといえば、男前ギアである。スプロケが13-23Tあたりの6段とか7段である。それで、チェンホィールはというと、アウターが52T。インナーも42Tあたりであった。プロの世界ではインナーなんて45Tとかでアルプスを登っていたのである。(*_*)

そんな具合だから、プロに憧れるアマの自転車も必然的に重いギアを踏まされていたように思うのである。

私は、昔からフランスのTAにはずっとお世話になってきた。ここは、インナー26Tという非常にありがたい小さなギアがあるおかげで激坂もなんとかこなせた。

しかし、当時の日本の市販車は、というとインナーがせいぜい34Tなのであった。これでは、貧脚だととても日本の激坂は登れたもんじゃなかった。

比較的新しく建設された道路は自転車のことなど、おかまいなしである。まだ通れるのならましだが、歩行者、自転車通行止めってのが結構ある。

かつらぎ町と堺市あたりを結ぶR480の鍋谷道路がそれで、長大トンネルが抜けるらしいぞ、と聞いたが、実際に行ってみると原付きも通れないようなトンネルで、がっくりした。(/_;)

要するにこうした急峻な地形に対応する自転車はずばり、パスハンターだ。あるいはグラベルも行くというのなら、グラベルロードだろう。

ギア比はいずれも低い。

昨日、ようやく注文していたチタン軸のBBが届いた。TOKENというブランド。持ってみると非常に軽い!約150gだ。これにチタンのコッタレスボルトを組み合わせ、BBだけで200gを切った。

今日あたり、これらを組み付ける予定。チェンリングはGBのサンクフィーユで36Tのシングルだ。

スプロケは買ってある10速の11-34Tである。Rメカも買ってある。ティアグラのGSである。一気に軽量化できる。

もうケルビムロードは、ロードとは到底言えない自転車になる。(゚∀゚)

どうみてもパスハンターだろう。しかし、これが私のサイクリングに一番適合した車種ということになるのである。

紀伊半島に限らず、全国どこへ行っても激坂だらけだ。軽いギアと車重。これに尽きる。

実験用として、お蔵入りしているアルミのフレームも組んでみたいと思っている。クロモリのクロスバイクもどきをばらして部品を移植すればいい。

ホィールもチューブラーのものが一組余っているし…。

もう少し、タイヤのクリアランスがあればなぁ、というのもある。そうすれば、シクロクロス用のチューブラーを試せるのに。

クリンチャーとは違って、独特のクッションの感触が好きだ。昔はロードといえば、皆、チューブラーだった時代があったのに、すっかり見向きもされなくなって、風前の灯火である。

どうか、チューブラータイヤの製造が続いてほしいものである。

軽いギア比と転がりの軽いチューブラーの組み合わせは激坂をスイスイ登る。以前、この仕様で六郎峠を登ったが、まったく楽であった。

私の嗜好は、世の流れと逆のようだ。世の自転車は皆、タイヤは太い方へと進んでいるのに、私は真逆。(゚∀゚) チューブラーの25mm径くらいが好き。

今日は、午前中、父の通院に付き合うので、午後から試走できれば、いいかな、と思う。

また、完成したら感想を書きたい。

(=^・・^=)


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