自転車の組み付けについて思うこと。

 昨日は泥除けで失敗をやらかして葬った。(/_;)

自転車の組み付けを長年やっているが、プロとアマとの決定的な違いはその扱う数である。回数でもいい。プロは毎日数台は組むと思う。必然的にコツが頭に叩き込まれ、失敗が少なくなる。アマの場合、ホィール組一つとっても年間にそうそう何本も組む、ということがない。だから、コツを忘れていく。私も前回組んだのが、もう数年前だ。

特に組む機会が少ないのが、泥除けだったりする。一旦、仕上がって組み付ければ、次に破損するかしないと付け替えの機会がない。だるまネジや上ブリッジあたりの金属疲労で破断という話をよく聞くが私はまだ経験がない。

それよりも地震とかで突然倒れたりして凹むというのが多い。前の失敗した泥除けもえくぼができていたし、取り付けが雑でちょっとタイヤクリアランスが広がっていたので、次回はきっちりと付け替えたいと思う。

大槻さんのサイトに詳しいことが書いてある。

このサイトは恐らく日本で一番泥除けの組み付けに詳しいサイトだと思う。(^^)

話を戻すと、自転車の組付けは数をこなさないとなかなか上手にならない、ということ。何でもそうだが、数をこなして一人前ということ。ホィールも振れとりはしょっちゅうできるが、ゼロから組むというのはなかなか機会が少ないのである。だからあやとりの仕方など、忘れやすい。

サイメンのホィール組の達人、というDVDをいつも復習がてら見ている。これは一番の私の秘蔵工具とも言える。永遠に残したいこうしたプロの技である。他にもシリーズのディスクブレーキメンテナンスも持っている。飯倉さんはもう廃業していて、カナダに移住してしまったので続編が出るのかどうか。

切削とかの工程もそうだ。まず、めったにしない作業工程なので、慎重に行う必要がある。失敗が許されない作業工程というのがかなりある。

グリスアップなどは何度も繰り返しできるので、上達が早い。スプロケ、ハブの分解洗浄などもそう。

逆にめったにしない作業工程はこうしたDVDで見入っていて確認してからやっている。

冬場の寒くてライドできない日々は、こうして作業工程の再確認をやっているわけだ。それと部屋の中でのメンテナンス作業である。

ライドしまくって汚れた車体をきれいにする。ウエスがみるみる真っ黒になっていく。スラッジは溜まりやすい。油はホコリを引き寄せるようだ。チェーンの汚れが一番ひどいな。

これもチェーンギャングとかで、回転させて洗浄すると一気にきれいになる。

冬場はメンテナンス作業に忙しいのである。私のように複数台持っている人は本当に大変だろうと思う。

しかし、この作業工程がなかなかに楽しいので、熱中してしまうのである。

(=^・・^=)

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