将来、車を持たなくなったら…。
来年で59歳になる。もうすぐ還暦だ。高齢者の自動車事故が絶えない。私もそろそろシニアの仲間入りである。
それで将来運転免許証を返納した後の旅行とかをぼぉーと考えてみた。今からたった100年ほど前には人々はほぼ歩くしか移動手段がなかったのではないか?と思うのである。
お金持ちの人は人力車とかに乗ったり、馬車に乗ったりしたのだろうが、庶民は駅からずっと延々歩く、というのが常套手段だったと思う。歌手の青木光一さんの歌に「柿の木坂の家」というのがあるが、その歌詞の中に♪柿の木坂はぁ〜、駅まで三里♪、っていうのがあって、当時の人々は延々駅から歩いたんだよなぁ、と思う。
今より当時の人々はずっと健脚だったのだろうな。私など、久しく歩いていない。自転車というのは車と歩きの中間で、いつでも止まれるというのがイイ。それに駐車場所を取らない。税金もかからない。今の所。(^^)
どこでも入っていけるし、置いておける。次回、尾鷲の辺境の地、須賀利へ行こうかと思っているが、路地の多い僻地ゆえ、車では難儀するだろうなと思う。実際、昔行った際にも路地には車は入って行けずせっかくの景色を見損なった。
今回は自転車で行く、と決めている。私はソロで人のあまり行かないような場所を探して行くのが好きだ。のんびり気ままな自転車旅行。乗ろうが押そうが自由自在。
そういう気ままな旅が好きで、一人であちこちほっつき歩いているのである。地図を拡大して写真にするとますます町の魅力が伝わってくる。わかりやすくいうと、一人ブラタモリのような塩梅なのだ。(^^)
どうして、この地形はできたのだろう?とか、ここの岩は古そうだな、きっと化石があるのではないか?とか興味津々でその土地ごとに調査に行くわけだ。
おっと、そうそう、将来運転免許証を返納したらどうするか、って話でした。輪行がたぶんメインになるだろうことは容易に想像できる。そのため、来年からランドナーのパッキングに慣れていこうと思う。
ずいぶんやったが、どうも雑ですっきりしない。そのため、傷が増える。(/_;)
コツをつかめば簡単だ。時刻表をまず、見ている。列車が随分と少ないな。紀南地方。しかし、特急も利用すれば、かなり時間短縮できそうだ。自由時間がふんだんにあるようになったら、前泊も兼ねて、遠方への輪行をどんどんしていきたい。
綿貫益弘氏のように飄々と漂泊の旅に出たいのである。使い込まれた革サドル、フロントバッグなど、渋い色合いになってきたシェラック固めのバーテープなど、旅の道具は使えば使うほどに味が出る、というもの。
列車の乗り換えも楽しみの一つ。土佐へ行ったときはアンパンマン列車というのに乗ったっけ。かわいいアンパンマンのデザインで、発車音もアンパンマンマーチだったな。(^^)
旅の道具はランドナーで決まりということで、近所の買い物などは、パナのランドナーをベース車両にエセキャンピング車に改造しセンタースタンドを付けて買い物専用とするかと思う。こうすれば白菜、大根など大型の野菜も積載できるし、日々の買い物も困らない。
案外、トカイナカの紀の川市に住んでいると、高齢になっても元気であれば、車に頼らなくてもいけそうだ。
車を断捨離すると、税金、ガソリン代、メンテ代などなどかなりお金が浮く。
どうしてもほしい大型商品はアマゾンで買えばいい。
もう私の残り人生も20年ほどだろうか…。免許返納の日は確実に近づいている。
(=^・・^=)
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