ランドナーの組み立ての最重要事項。泥除け。

1月中に42B車を完成させたいと思っている。

また、しつこく泥除けの話の続き。もううんざりという方は飛ばしてくだされ。

(ノ∀'*)テレ

この42B車、今でも走れるのだが、泥除けを付けないといけない。リアはGBのeasy rinko金具を使う予定なので、穴あけ等楽勝だ。問題はフロントの泥除けである。フロントはご存知の通り、Fキャリアとクラウン下の隠しネジと二箇所ある。その穴開けが問題なのである。

クラウン下の隠しネジは一発で開けないといけない。延々、こうした手順の説明を書いたサイトを探していたら、ベロクラフトさんのサイトに見つけた。大槻さんが書いたものだろう。

知らなかったのだが、これによると東叡製のFキャリアの場合、クラウン部分から先端のキャリアのネジまでの距離が20cmだとのこと。これだとだいたい見当が付く。

そのあたりに穴を開ければ良い。しかし、厳密を期するのであれば、やはり現物合わせになる。

私は失敗しない手順として、以下をやろうと思っている。

  1. 泥除けをだいたいFキャリアの先端から適当に合わせてちょうどいい位置に印を付けておく。(まだ、穴は開けない)
  2. その時のクラウン下の穴の位置に穴を開ける。
  3. 一旦、クラウン下に仮どめし、先端のさっき付けた位置を見比べながら、正確にFキャリアのネジ位置にくるように印を付ける。
  4. 決まったらFキャリアの穴を開ける。(この作業は一発で決めないといけない。失敗するとアウト)(/_;)
リアは、GBの輪行金具により、ずっと付けやすくなったが、フロントはやはり難しい。ちょっとでもずれるとクラウン下ではなく、Fキャリアをなんとかずらして楕円にしたい。見栄えからするとクラウン下の穴を楕円にしたがるようだが、こちらは応力がかなりかかるため、楕円にすると破断の原因になる。それは避けよ、とどっかのサイトに書いてあった。

裏から見えない金属板に二箇所の穴をどんぴしゃりで開ける、というのは至難の業なのだ。こういうのを一発で失敗なくできる専用工具をだれか開発してほしい、と切に願う。

そうだ!自分でF泥除け取り付け専用治具というのを製作したらどうだろう?

アイデアが浮かんできたぞ!まず、前回、人柱となった失敗して取り外しているF泥除けのクラウン下より先端部分を切り取り、それを付けようとする泥除けの上からかぶせる。それを合わせてFキャリアネジの位置に上から穴を開ける。 

とにかく自転車の組付けで一番難しいのは絶対に泥除けの装着である。普通の自転車店ではまず、やってもらえないだろうと思う。難しすぎて、ノウハウがまずない。

無加工の泥除けを穴あけなどの下処理をする、というのは本当に苦労である。

長らく私は避けてきた理由もこの辺にあるのである。

同じ理由で泥除け固定のだるまネジも一本仕様である。これも一直線上に二箇所の穴を等間隔で開ける、というのが非常に難しいのである。やってみればわかる。

応力で金属疲労により、泥除けがだめになるから、二箇所開けよ、と書かれているけど、私は長らく乗っているが、そのようなことを経験したことはないので、都市伝説か?と思っている。(^^)

本所の泥除け製品を見ると最初から分割式になっているものもある。これも使っているが、こちらは最初から必要箇所に穴が開いていて楽勝である。

もし、取り付けに自信がない、というのなら、こちらを購入するというのも手である。

たかが泥除け。されど泥除けなのである。

(=^・・^=)


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