厳寒期に旅行してみたい土地。
厳寒期に自転車旅行してみたい土地に小豆島がある。かの尾崎放哉が終焉の地となった島。厳寒期の今頃は砂混じりの潮風が吹き荒れ、家々の戸板を打ち付けているのであろうか。
喜多郎のシルクロードⅡのアルバムを聴いているとシンセサイザーによる砂嵐のようなシャー、というサウンドが響く。これが妙に私の小豆島の冬のイメージと重なるわけだ。
小豆島は、自動車で行ったことがある。四国からフェリーで渡ったな。学生時代の思い出。真夏だったので、砂混じりの風は未体験。
いつか尾崎放哉の終焉の地を訪ねて自転車旅行してみたいと思っている。できれば、四国やしまなみ海道ともからめてルートを考えてみたい。
まだ、先のお話。今は貧乏暇なしの生活ゆえ、なかなか近畿圏外へは行けそうにない。
最近は、フェリーのダイヤばかり見ていたりする。フェリーでゆったりと九州や東北へ行ってみたい気がしている。いや、いつか実現させようと思う。皆、北海道、と騒ぐが、私はビビリな性格ゆえ、今どき熊がうようよ出没しているような土地へは行きたくない。東北もやばいかな。
紀伊半島でも熊の出没が後を絶たない。一旦、出没情報が出ると、そこへしばらく近寄れない。自転車は遭遇するとどうにも逃げられない。それ故、一人自転車旅行では、熊の出ると予想されるような場所へはしばらく行けそうにない。
紀伊半島をどまんなかに横切る安川大塔林道というのがあるのであるが、これを走りたいと数年来思い続けている。しかし、ここらへんが熊の出没区域ゆえ、なかなか勇気がいる。
うまく人間と共存できていた時代はもう過去のものだろう。餌不足による出没より、気温の上昇によって冬眠しなくなったというのである。それだと将来的にずっと熊は年中そこらじゅうに出てくるようになる。困ったものだ。
それで、最近の私だが、なるべく海岸沿いとか都市部など熊の来ない地域に出向くようになった。しかし、車が多くせっかくのポタリングも興ざめである。
林道などで走っていてガサッとか音がすると血の気が引く。熊か?ととっさに身構えてしまう。昔は少々山に入ってもこんなにビビることはなかったのになぁ。
えーと、話を戻すと、小豆島とか瀬戸内へ旅行に行きたいと思っている。熊も出てこないだろうし、冬場でも温暖である。島々の風景が絶景である。しまなみ海道の思い出は尽きない。
ただ、しまなみ海道からの行き帰りに大都市圏を経由するのが億劫だ。これを回避するルートとして、フェリーの利用を思いついた。
和歌山から出ている南海フェリーはイイ。
またフェリーを利用したルートをいろいろ妄想して楽しもうっと…。
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