雨天でも走れば、それなりに楽しい。

 雨天のサイクリングを避けてきた。理由は楽しくない、と思うから。

しかし、実際、昨日のように途中降り出して、ポンチョをひっかぶれば、雨天でも快適にサイクリングできる。ただ、頻回に止まって写真を撮ったりするのができないだけ。

ランドナーという車種はよく考えられていて、ポンチョをかぶるとすっぽりとフロントバッグも覆いかぶされるので、装備も濡れない。それにブレーキワイヤー類も完全にポンチョに隠れてしまうため、懸案だったアウタートンネル内に水が入るのも防げる。

昨日、フロントシングルで走ったが、結果的には快適であった。理由は、ポンチョでドライブトレインが完全に見えない状態でもシングルなら簡単に変速できるし、トラブルが起きないこと。Rメカさえしっかり調整しておけば、チェーンの脱落もない。

しばしば、一対一を使用する場面があったが、快適に峠も上りきれた。押し歩きはゼロだった。

今日は晴れなので、昨日酷使したポンチョを洗って干そうと思っている。

後は、革サドルをなんとかしたい。水に濡れるのがだめなので、やはり旅行車には他のものを考えないといけないか、と思う。ちょうど今、32B車に付けている同じブルックスのカンビウムというキャンバス地のサドルがあるので、これを換装しようかと思う。一番出撃回数の多い自転車に使うのであるから理にかなっていると思う。

32B車は、私のこだわりで作り込んだ自転車である。エンド幅が今どきのとはかけ離れた120mm指定。これだけでももう互換性はほとんどない。(^o^) 

それにF,Rメカともサンツアーという昔の仕様だ。トラブったら終わりだろうな。

ということで、眺めるのが主な用途になりつつある可哀想な自転車。走るとしても家から近い距離だけである。往年のランドナーのような風貌を、ということでこしらえたが、実用性が低いため、あまり出番がないのである。

特に輪行に際しては加工をほとんどしていないため、難儀すること必至である。

さて、新調したシングルギアのランドナーであるが、まずはエアボリュームのある42Bタイヤが絶対に良かった。路面からの凸凹も確実に捉え、クッションが効くので手が疲れない。

今どきの42Bは軽やかに走った。もっと早くに換装しておくべきだったな。

雨天のサイクリングであるが、ポンチョという雨具は実にいい。下が開いているため、蒸れにくい。これがピッタリ装着の雨具だったら、たぶん、汗でずぶ濡れだろうと思う。

途中商店があってもすぐ脱げるので、入店がスムーズだ。

てるてる坊主のようなユーモラスな格好で目立つが、車からの視認性もいいと思う。

私のは派手なオレンジ色である。リンプロジェクトのもの。

これから雨の季節。というか、日本では3日に一度くらいは雨なのだから、雨だから走りを諦めるというのはもったいないな、と思う。

雨でも走り切る覚悟さえあれば、予定を立てやすい。

連休でも臆することなく宿泊予定を立てられる。

今後はそうすることにする。

(=^・・^=)

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