最近のギア構成について。
最近のロードバイクの進化に驚いている次第である。なんといってもびっくりするのは、そのギア比。フロントはコンパクトクランクとかで50x34Tがほぼスタンダードである。これでもびっくりだ。インナーが34Tとはずいぶん小さくなったものである。
昔は、ロードのギアといば、フロントが52x42Tくらいであった。それで、もっとびっくりなのが、スプロケが13-23Tの6段くらいだった。
これで山坂を登っていたのである。驚愕だ。今どきのローディーだったらどれくらいの人がこの重いギア比で上りきれるだろうか。
今は、更にびっくりするのが、スプロケである。乙女ギアなんて言って笑っていたら、いつの間にやら、32Tやもっと大きなローギアが付いたスプロケが標準装備である。
ヒルクライムといえば、昔は苦しい厳しいものだったが、今は楽しんで上るという雰囲気に変わってきているようだ。いいことだと思う。
初心者が坂嫌いになるのは、たいてい重いギア比で登らされてである。最初から軽かったら、楽に登れるので、これはいいことだ。それに初心者の頃から激重のギアを踏んでいたら、膝を確実に壊すことになる。
長く自転車に乗りたいのなら、あまり無理に重いギアを踏まないことである。
私のはもっと軽くて、44x26Tでスプロケが11-25Tの9段である。(゚∀゚)
ほぼ一対一のこのギア比であちこち出かけている。これでしんどかったら押すことにしている。昔はパスハンターなどと言ってギア比の軽い自転車がもてはやされた時期があったが、今は、普通のロードでもギアはこのように軽くなっていて、驚きだ。
さらに驚くのはもうトリプルチェンホィールって流行らないのだな、ということ。シングルというのが当たり前のようになってきていて、この場合はスプロケが42Tというような巨大なスプロケになっている。(*_*)
段数が増えた末にとうとうシングル化が流行ったというわけか。
現在、私の42Bランドナーもフロントはシングルでたったの36Tであるが、トップは11Tなので、普通に走るには困らない。ランドナーの巡航速度だったら上等である。
ソロで走ることが多いから、考えた末にこうなった。
今、手術台に乗っているのは、ケルビム号で、スプロケをワイド化しようと思っている。最初はSTI化も含めて大改造する予定だったが、やはり昔のロードレーサーの雰囲気に近づけたいと思い、現状のWレバー仕様でいくことにした。
明日あたり、部品を注文しようかと思う。
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