サイクリング入門への壁の話。
よく、私が自転車が大好きだと知られると、いろいろ質問される。どんな自転車を買ったらいいですか?というのがまずいちばん多いかな。でも、自転車の種類や走り方は人それぞれなので、正解というのがありません。(^^)
ワタシ的に思うのは、サイクリングという趣味は非常に難易度が高い趣味だと思うのです。理由は、そう、出先でのパンクです。近くに自転車屋があればいいですよ。しかし、田舎の山中などでは全部セルフリペアとなります。
だから、輪っぱを外してきちんとタイヤをリムから外し中からチューブを取り出して、パンク箇所を特定し、パッチを当てられる。これができないと、帰還困難になります。
この基本の修理ができないと遠出が叶いません。しかし、パンク修理というのは世の自転車屋のメインの稼ぎ頭であって、見様見真似で素人が簡単にできるようなものでもないのです。
案外やってみるとわかりますが、パンク箇所の特定がまず大変。きちんとチューブを取り出す前にだいたいのパンク箇所を見つけておかないと大変です。小さなパンク穴の場合は水に漬けないとまず、わかりません。
だから、ベテランはスペアチューブを持っていって、その場で全交換となるわけです。それで、帰ってからパンクしたチューブをじっくりと修理する。
一番難易度が高いのがクリンチャーのタイヤのはめ込みですね。うまくやらないとチューブを噛み込んで二度目のパンクまつりとなります。(´Д`)
ちょっとしたコツなのですが、これを何度も練習してうまくできるようになっておかないとサイクリングに行ってもパンクしたら最悪になります。
最近、ホィールのQRを十分に締めていなくて、ホィールが外れて大怪我をした、とかいうニュースを聞くにつけ、本当に自転車は、よくよく勉強していないと危ない乗り物であるな、と思うわけです。
素人の方は、QRのレバーをくるくると回して締めたりしている人をたまに見かけますが、びっくりですね。何も知らないんだなぁ〜、と。
次に思うのは輪行です。今は前後ホィールを外すだけの簡単輪行がほとんどですからそうでもないのですが、昔は泥除けの付いたランドナーが普通でしたから、輪行はまず、フォーク抜きでした。いろいろ手順を覚えないといけないので、大変でしたね。
ま、今でも私はフォーク抜き輪行ですけどね。
というわけで今も昔もパンク修理は一つの難関ですな。
(=^・・^=)
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