還暦記念号、ほぼ完成間近だな。

 せっせと製作中の還暦記念号車であるが、もうアッセンブル表を見るとほぼ完成に近い状態である。後は組付けだけだ。

ほぼ部品も今までのものをそのまま流用する、という最安作戦で出費も抑えられた。これが一番エコでコスパもいい。

以前、ランドナーにしていたので、そのまま流用できる。今や、貴重なのは、シマノのカンチブレーキだろう。まだアマゾンあたりでは出てくるから心配ないのかもしれないが、恐らくだが製造はされていないだろうから、あくまでも流通在庫だけなのではないだろうか?

非常によく効くし扱いやすいカンチブレーキであったので、残念である。代替品はいくらでもあるから、まだ枯渇する心配はない。

ブレーキは個性を主張しやすい部品の一つ。様々な銘柄を買っては今まで試してきたが、このシマノのカンチは輪行の際もワイヤーを外しやすく、扱いやすい。ただ、ちょっとリンクワイヤーを外すのにコツが要る。ちょっとしたコツであるが、それを知らないと延々外れず、駅で途方に暮れることになる。(´Д`)

長らく愛用しているオーストリッチの大型フロントバッグ、F-702はだいぶくたびれてきているが、依然容量が大きく重宝している。これ一つで随分と全国旅行してきた。今回は、これにセットで専用のフックキャリアも使おうと思う。こうすることで、ハンドルバー上部を握れるようになり、走りやすくなる。取り外しもワンタッチである。

これとセットになる装備は、輪行袋でオーストリッチの定番であるR-420である。これはフォーク抜き輪行に特化した商品で、持ち手も付いていて、コンコースなどを持ち歩く際、重宝する。生地も厚くて丈夫である。だが、いかんせん重い。(泣)

これで2つ目だ。(´Д`)

長距離の移動を輪行でやった経験は今まで一回くらいか。知多半島の日間賀島へ行ったときのこと。4040クラブの全国オフ会だったな。

常滑駅まで名古屋経由で輪行したな。担ぐ時間が長くヘトヘトになった。しかし、駅前の解体ショーは毎度の人の視線を感じる作業である。フォーク抜きが珍しいのか、いつもタクシーの運ちゃんなどに話しかけられる。

今後の方針だが、シマノ抜きをできないか?と考えたりしている。シマノはもうロードコンポの会社であって、ランドナーには見向きもしてくれない。

問題になる部品はドライブトレインだろう。変速機、チェーン、スプロケットなど。とくにスプロケは問題だ。8速がカタログ落ちしそうな勢いである。もちろん、8速以下なんてもう眼中にないのだろう。

ランドナーには8速が良かった。本当は私の32B車のようにリアなんて6段か5段でも十分だ。しかし、今はもうそういうのがない。(泣)

8速チェーンは丈夫で長持ちだ。摩耗が少ないので、数年間運用しても伸びが来ない。(^^)

それに比べると10速なんて華奢なチェーンはすぐへたる。それにTAと互換性がない。(泣)

チェンリングをTAで考えるなら、チェーンは8速で決まりかな。まあ、9速でも使えているが…。

IRDのボスフリーなんてのも持って入るが、未だ使っていない。やはりメンテナンスが悪い。フリー抜きをあてがっても、ものすごく締め込まれているため、固い。(泣)

スプロケットでいうと8速が一番扱いやすいかな。ただ、これと互換性のあるハブが今後は入手しづらくなるだろうな。GBのはあるが、値段が高い。それにシールドベアリングである。カップアンドコーンの調整しやすいハブとなるとなくなってくる。(泣)

今度のシマノの大改訂はそれくらいインパクトがでかい。リムブレーキ商品の消滅。10速が標準と思われるような部品構成、など。ランドナー愛好者にはキツイ内容だ。

徐々にであるが、伝統的なランドナーの固定観念を捨てないといけないのかもしれない。実験的にネオランドナーと称して一台組んでいる。42B仕様のそれはフロントシングル。リアスプロケットは10速で11−36Tである。GRXのRメカで組んでいる。

それをフリクションのWレバーで引いているが、快調だ。操作がシンプルなので、乗り心地は楽だ。

こちらも最近出番がないが、また乗ってやりたいと思う。

長々と書いたが、最近は面白い部品というか味のある部品がない。(泣)

ランドナーに特化した部品となると、勢いGB頼みである。あそこが生産してくれなくなったら終わりだろうな…。

(=^・・^=)

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