ロードバイクいろいろ雑感…。

 毎日、できるだけ夕食後にサイクリングすることによって、体調の方がすこぶるいい感じである。(^^)

今まで飲んで食って寝てというので、さんざんやってきたため、メタボになってしまい、高血圧。(;´д`)トホホ…

血糖値こそ正常だが、そのうちに…。_| ̄|○ガーン…

というわけで夕食後に楽しく乗っているわけである。他人からすると苦行のように映るかもしれないが、これは実に楽しい。何より、夏の夕暮れ後は涼しくて最高だ。

さて、ロードバイクであるが、自分の自転車を乗っていると、昔と随分と違うな、と驚かされるのである。まず、タイヤの性能向上。今、700x26Cのグラベルキングというのを履かせているのであるが、このタイヤが実に軽く走り、強靭である。空気も滅多なことでは抜けてこない。一回ポンピングしてやると1週間ほどは余裕で持つのである。

昔は、ロードバイク(ロードレーサーと言ったな)は、もうチューブラータイヤが当然であった。というのも当時はWO(クリンチャー)にろくなタイヤがなく、性能の方では遥かにチューブラータイヤの方が上だったのである。クレメンのセタエキストラなど、絹のコードを使っていたタイヤもあったな。

あまりに高価なので使用したことはないが、走行感は素晴らしいという噂だった。希少なタイヤでは、ドルドワーニュというのもあった。こちらも高級タイヤだった。そして、垂涎だったのがコンチネンタルのTプロフィールなるT字のパターンのゴツいクロスカントリー用タイヤである。実に重量も400gほどもあった。

今でもこのタイヤがあれば、即購入となっていただろう。それにこのタイヤのために一台作っていたと思う。(゚∀゚)

一番、昔のロードと今のロードを比べて変わったのは、重量だと思う。新素材の導入で、普通に7kgとか8kg台のロードバイクが買える。これは驚異的なことである。当時は、このあたりの重量に持っていこうとすると涙ぐましい努力が必要だった。フレーム自身にも肉抜きなどと言って軽量工作がされているものもあった。

もちろん、部品にも肉抜きは流行っていて、チェンリングにドリルで無数に穴を明けたり、とにかく1gでも軽くする、ということでいろんなパーツに穴あけをするのが流行ったな。

今は、カーボンパーツなどのプラスチックの導入が進み、一気にパーツ重量が軽くなった。しかし、廃棄に伴うプラスチック汚染は凄まじいだろうな、とは思う。_| ̄|○

一番、びっくりしているのはブレーキ周りだろうか。まさか、自転車ごときでディスクブレーキがこうも普及するとはな…。(゚д゚)!

ディスクブレーキもそろそろ進化してきて、こなれてきたので、買い替え時の選択肢に入ってもいいかもしれない、と思う。好き嫌いはいろいろあるだろうが、間違いなく進化はディスクブレーキの方に向かっている。業界の思惑もあるだろうが、リムブレーキの衰退を感じている今日この頃。

昔のロードバイクを大事に乗っているが、これは、これで捨てがたい。チューブラータイヤの走行感がイイ!

もうすぐ、手持ちのケルビムをオーバーホール予定である。

ロードバイクで一番かっこ悪いという風潮になっているように思えて不思議なのが、激坂途中で降りて押す、という行為。私は全然抵抗ないが、なぜか、ローディー(この呼び方も嫌い)たちは、降りるということを負け、というふうに解釈するみたいで、面白い。

降りて押すということを素直に認めれば、自転車の細部の選択も楽になる。例えば、ギア構成。リアスプロケをワイドにしなくても、通常のスプロケで十分である。いよいよ踏み切れないと思えば、降りて押す。これでイイ。

無理してパーツ交換してまで改造することなんてしなくていいと思うようになった。

最近は、シングルギアの自転車をシンプルでいいな、と思うようになった。

以前、紀北の東西を走っている通称、オレンジロードにて、二人のローディーを見かけたことがある。多分、あのラクダの背のようなアップダウンのヒルクライムに取り憑かれてやってきたのだろうが、延々登らされるこの激坂ルートに降参したのか、降りて押していた。

しかし、これは恥ではない。実際、乗っていけないようなルートなら、降りないと危ないと思う。もし、激坂途中で止まってしまって、クリートがうまく外れなかったら、タチゴケ。最悪は大腿骨頚部骨折となり、長期入院となる。

だから、私はちょっとでも危険かな、と思うと迷わず降りて押すのである。

和泉葛城山にも七葛と呼ばれる激坂ルートがあるが、私は、登ると、もう降参で降りて押している。一対一を持ってしても登りきれないような激坂は危ないと思う。フラペならいざしらず、クリートががっちり付いていると途中、抜けないと転倒して怪我をすることになる。

真横に転倒すると大腿骨の大転子が一番出っ張っているので、そこを強打するのだ。すると一番弱い頸部が必ず折れる。

関節の内部にある骨なので、治癒に時間がかかる。ボルト固定もしないといけないので大手術になる。

知人がこれをやらかした。リハビリも含めてかなりかかったようだ。

早朝のぼやきも長文となったので、このへんで切り上げたい。

終了。

(=^・・^=)

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