自転車の寿命とゴミ処分方法。

私も還暦近くになって、早、自転車趣味歴も40年近くになろうとしている。途中、中断期間はあったものの、その後復活し、今に至る。

これまでに作ってきた自転車はざっと6台ほど。一番古いもので、もう30年近く経っている。しかし、未だ現役であり、軽快に走る。日頃、メンテナンスということはあまり熱心ではない。ここらへんがずぼらな性格ゆえ、なかなか自転車にとっては可哀想であるなと思う。

自転車を自分で作る、というのはとにかく楽しいのである。しかし、気がつくと、廃棄物の多さにも驚く。専業の方であれば、廃棄物の処分ルートも確立しているのだろうけど、一般人の私など、鉄くずが出ると、処分に困るわけだ。

どうしたものか、と思っていたら、いい方法があった。地元のクリーンセンターへまとめて持ち込むのである。車ごと軽量台に乗り、後で空っぽになってからまた軽量台に乗って、重量で課金されるしくみだ。

不燃物として、鉄くずは取り扱われるみたいである。車のアルミホィールや、この前は壊れたコンプレッサーの本体も持ち込んだが、拒否されずに鉄くずコーナーに置いていった。

自転車ももちろん、隅の方に積み上げられていた。あれを見ると気が萎える。自転車なんて世間的には消耗品なんだな、と思った。

毎年膨大な数が売れる自転車であるが、末路はこんなものである。資源ごみとして収集され、溶鉱炉で溶かされて、また再生されるわけだ。

ところがカーボンフレームの自転車は捨てられていない。さすがに高価だし、まだ廃棄まで至っていないのかもしれないが、あと十数年もして、これらが一斉に廃棄になる頃にはどう処分するのだろう?と疑問である。

一度もクリーンセンターへ行ったことのない人は一度行かれるといいかと思う。私達の出したゴミがどう処分されるのか、よくわかるから。

長らく自転車趣味をやっていると相当なゴミが溜まる。組み換えのときに切ったチェーン類、ブレーキワイヤー類、すり減ったスプロケット、チェーンリングなどなど。金属類のゴミが大量に出るわけだ。まだ使えるものは再利用は最大限するのであるが、どうしても最終的に再利用できない金属ゴミが出る。これの最終処分に非常に困っていた。

次回からはある程度溜まったらクリーンセンターへ持ち込み、資源ごみとして活かしてもらおうと思う。

ただし、パソコン、テレビなど家電製品などは持ち込めないことがあるので要注意だ。パソコンも進化の早い家電で、十数年経つと、家に相当量の古いパソコンが溜まってくる。

この処分も困りものである。スペックが相当古いため、誰も買いたい人もおらず、結局のところ、ゴミとなる。容易に処分できない非常に困ったゴミとなる。

OSなどを軽量なものに入れ替えれば延命できる可能性もあるが、wifiまわりとか、USB規格など古くなると使い物にならない。で、結局諦めるということになるわけだ。

もったいない…。

この前、弟と地元のクリーンセンターへ行ってきたが、大規模なその処理施設はシステム化され、一般搬入もすんなりと受け入れてくれ、ゴミ処分料金はたったの150円だった。

まだ、粗大ごみが相当あるため、徐々に搬入して減らしていきたいと思っている。

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