私の好きなサイクリングウェアのスタイル。

 最近、ウェアについて考えることが多くなった。だいたい、市販されているサイクリングウェアと検索すると、例のごとくピチピチのレーシングジャージがヒットする。

悪くはない。私も何着か持っている。ただ、他人の目を気にすることがある。輪行時、列車内に乗るときにピチピチのジャージのままだと気まずい。それで、最近知ったのであるが、上から履くすててこのようなパンツがあるとのこと。わざわざピチピチを隠すために、上から履くウェアを持参するなんて、と笑ってしまう。

しかし、実際、列車に乗るというときにあのピチピチのレーシングジャージのままだと気が引けるのは確かである。また、喫茶などお店にも入りづらい。

一方ツーリストの格好は、というと上はネルシャツに下はニッカボッカ、ニッカホースという伝統的な装いが多いようだ。一見山屋か?と思われるような風貌だが、これがランドナーと相性がぴったりで様になる。

さらに検索すると、いくつかのメーカーから7部丈のパンツが出ていることに気づく。これは膝下くらいまでの丈のパンツで、見た目もすっきりピチピチでもなく、町中でも違和感なく履けるパンツである。インナーにはゲルパッドの付いたパンツを履くといい。

付け加えると、このインナーパンツはサイクリストにとって必須である。20キロ程度のライドなら、普通のトランクスでも問題ないが、それ以上の距離を走るとなると、股ずれの問題が起こる。

ゲルパッドはよく考えられていて、股ずれ防止に効果がある。長距離を乗ってもお尻に優しい。坐骨や恥骨部の痛みを軽減するのに役立つ。

私もいくつかのメーカーを買っては試して履いている。最近は安い中華製のものに目がいっている。中華性も悪くない。なかなかだ。

ただ、ひとつ難点をいうと、トイレ時にやりにくいことかな。ズボンをおろし、パンツもおろしてやっと排尿できる。これがちょっと恥ずかしい。多くのサイクリストは扉の閉まるトイレの方へ向かうのかもしれない。

上着であるが、インナーは速乾性の機能性下着である。冬場は長袖を着ている。(忠告すると、多くのサイトにあるように、ヒートテックはよくないらしい。かなり冷えるとのこと。)さらにその上に今なら、冬物の長袖の地味めのレーシングジャージである。さらに厳寒であれば、一番上にウィンドブレーカーである。

ライドしていて暑くなってきたら、順番に脱ぐ。だから、上はファスナーで前開きが前提だ。ファスナーの開閉でいつも温度調整である。

自転車通勤用のパールイズミから昔出ていたジャンパーも持っている。もっぱら、今は普段着として仕事に着ていったりしているが、これも首元までファスナーが閉まり、よく考えられているな、と思う。

以前、2月の大台ケ原越えの旅行の際、パールイズミのジャンパーを羽織ってライドしたな。0℃近い気温だったと思うが、快適だった。中にはウールのセーターを着込んでいた。あの頃はウェアに無頓着だった。

今は、基本薄いウェアを何枚か重ね着、というのが定番である。そして、ヒルクライム等で暑くなれば、順番に脱ぐという方法。

私の昔に買ったパールイズミのパンツは二本あるが、どちらもファスナーで膝下くらいでカットできるように工夫されていて長ズボンとしてや、7部丈として履くこともできるスグレモノである。

今は7部丈として、下にニッカーホースを履いている。見た目はニッカボッカのようである。

このスタイルはチェーンによる汚れもなく、ズボン裾が閉まっているので、いい。

靴であるが、靴は前に書いたようにフットサル用の安い靴である。これが一番履きやすい。というか、歩きやすい。トークリップに嵌めるのに嵌りやすい。

幅広のウォーキングシューズも出ているが、トークリップとの相性でいうとあまりおすすめではない。

専用品はもちろん優れているがコスパが悪い。それで、専用品の半額以下で買えるフットサル用をずっと愛用しているのである。

そして、最後にヘルメットであるが、最近買ったハット型がいい。急な雨の日にもしのげるし、夏の強烈な日射から頭を守ってくれる。見た目がユニークで目立つが、ランドナーなら似合うと思う。

最近、ウェアについていろいろ考えていたことを一気に書いた。私と同じような思考の人もいるだろうか?

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