天気予報とにらめっこ。カンチブレーキのこと。
新年も開けて、正月気分もないまま今年も仕事に励んでいる私である。
今日も出勤だ。日勤だが、昨日は20時に寝たので3時より起きている。(゚∀゚)
出勤までの早朝の時間が好きだ。こうしてネットを見たり考えたりのんびりと過ごしている。
周参見のコカシ峠へ行きたい。10日に行こうかと思っていたが、どうやら天気がよろしくない。それで日程変更だ。平日が好きだが、天気の加減でそうもいかなくなる場合もある。祝日、土日は道の駅が大変混雑するので好きではない。平日のガラーンとした雰囲気が好き。
ま、どちらにしても私の行くルートは僻地特有の無人地帯ゆえ、誰にも会わないだろうが。
行くとしたら、紀伊日置あたりまでカーサイで車載である。山岳地帯ゆえ、たっぷりと時間がかかる。まる一日かけてのんびり回ろうか。
ランドナーの泥除け装備がそれまでに間に合えばいいが、まだ店も明日からだし、間に合わなくても走ることは走るので、気にしない。
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輪友が新調する自転車に付けるカンチブレーキの相談である。カンチブレーキ、思い返せば、カタログのように次々と買っては試してきたな。このカンチブレーキであるが、一長一短であって、実は効きがあまり良くない。ま、構造的にはワイヤーで左右のブレーキアームを引っ張る格好なので、力が逃げる。それとアームの長さが短いので、それほどてこの原理でも力が入らない。
もう一つはよく鳴くことである。以前、輪友といっしょに東吉野の一谷峠を走ったときは、輪友のカンチが鳴き放っしで森の小動物たちを恐怖のどん底に叩き込んだことがあった。(゚∀゚)
次々と飛び立ち逃げ去る鳥たち…。
いやはや、警報音なみの迫力であったな。
なのでカンチブレーキの調整は難しい。効きの調整はもちろんだが、この鳴き対策が非常に難しいのである。ちょっとでもシューのトーインがずれると鳴き通しになる。
今までのカンチ遍歴を披露したい。
テクトロカンチ → 吉貝DC988 → シマノBR-CX50 → Dixnaカウンターカンチ → 吉貝GC999カンチ
いずれもシューと舟をシマノのシューが使えるよう改造したりしている。
命を預ける部品ゆえ、ゆめゆめおろそかにはできない。高いものだと前後セットで1万以上する。
しかし、探せば、まだ潤沢にカンチブレーキも存在していて、心強い。
なんといっても輪行時にアーチワイヤーをサクッと外せて、すぐ輪っぱを脱着できるのがありがたい。列車時刻が迫っているときなど、焦らずに済む。
最近あれだけ騒いだクロスバイク熱もどこへやら…。冷静になって考えるとこれだけ種類の多い輪っぱの自転車を持っているのだから、もはや新たに購入する動機がない。(゚∀゚)
それで、思いとどまった次第。結局とどのつまり、私は自転車旅行が大好きなのである。前後のバッグにたっぷりと荷物を詰めて、旅立つ。そう、あの往年のNC誌のような旅情世界に浸りたいのである。
同じような心持ちを持つ人がFBにも散見されるので、今はありがたい時代だ。いつでも繋がれる。
私の自宅近辺ではなかなか同じ匂いのする人とは出会えない。ランドナー愛好者って全国的にみても少ないのであるが、シクロジャンブルなどに行くと相当数の愛好者がいるので、まだ、絶滅危惧種ではないな、と思っているのだが、愛好者の年齢層を見ると皆さん、50台以上の方ばかり。
だから、後20年もするとランドナーの姿を見かけなくなるかもしれないな、と寂しく思っている。
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